[就活インタビュー]ESは自分の言葉でロジカルに|映像編集者 Aさん
こんにちは、スタッフYです。
悩みながら時間をかけて書いたES(エントリーシート)がダメだった、面接準備は何をすれば良いのか分からず上手くいかなかった、など、就職活動の悩みは尽きませんよね。
人事・面接官担当の方がどのようなポイントに注目しているのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんの悩みを解決するため、19Studioでは、実際に就活生のESをジャッジしたり面接官を担当したりした経験をお持ちの方々にインタビューを行いました。
今回は、映像業界で編集者として働くAさんにインタビュー。AさんはESや面接で何を重視しているのでしょうか?
Aさんのキャリア
映像編集者 Aさん
大学を卒業後、映像編集の専門学校に進学。
専門学校卒業後は、大手家電メーカーの子会社に就職し、映像制作部門で働いていました。その後、映像制作会社を2社経験、現在はフリーランスの映像編集者をしています。
丁寧かつロジカルなESが印象に残りやすい
Y:本日はよろしくお願いします。まずはエントリーシートに関することからお伺いしていきます。
ESをチェックする時、どのような点を重視していますか?
A:自分自身を客観的に捉えられているかを重視します。あとは向上心があることも大事です。
映像制作という仕事柄もあり、情報や流行に対して敏感で良いアンテナを持っているとさらに好印象ですね。
Y:「自分自身を客観的に捉えられている」つまり「自己分析ができている」ことですね。やはり就活は自己分析が大事ということが伝わります。
Y:自己PRはどんな点を重視していますか?
A:相手に伝わるように、丁寧かつロジカルに表現されていると印象に残ります。先に結論を述べてから、個々のトピックを説明してくれるとこちらも記憶に残りやすいですね。
Y:確かに、先に結論が来ると理解しやすいですね。この回答の仕方は自己PR以外の設問や面接にも使えそうです。
A:はい。実際の仕事でも使えるので、就職活動の時点で慣れておくと良いですよ。
Y:志望動機ではどんな点を重視していますか?
A:会社の業務内容だけでなく、業界でのポジションや展望をある程度理解しているかが重要です。それらを理解したうえで、学生自身のやりたいこととどのくらいマッチしているのかを評価のポイントにしていました。
Y:なるほど。そのためには企業研究・業界研究をしっかりしておくのが大事ですね。
A:思っていたのと違ったというのを防ぐためにも、業界について自分なりに調べて理解してきてもらうと良いと思います。
Y:ESの定番質問 ”ガクチカ”(学生時代に力を入れた事)を聞く理由は何ですか?
A:会社でどのような活躍をしてくれるかをイメージするためです。また、自分で考えて行動できる人材かどうかをチェックする意味もあります。
Y:ガクチカのエピソード選びは苦戦する方が多いですが、今回答してくださった2つのポイントを意識するとエピソードを選びやすくなりますね。
Y:良いESに共通していることは何ですか?
A:ちゃんと設問に対して正しく答えていること。また、自分自身を過大評価していないことです。
Y:先ほど「結論を述べてから詳細を説明する」という方法が話題に出ましたが、これを使うと「設問に対して正しく答える」こともクリアできそうです。
証明写真は誠実さがポイント
Y:では、次はエントリーシートに欠かせない証明写真について。
こんな髪型やメイク、姿勢、表情だと印象が良いというのはありますか?
A:髪型は清潔感重視です。男性は短髪の黒髪で、女性はあまり明るすぎない髪色が良いです。メイクは派手すぎないほうが無難です。
姿勢は胸を張っていて自信があるように見えると好印象です。表情は微笑みくらいがいいと思います。照明は、明るすぎず暗すぎないちょうどいい明るさが好ましいです。
一見して誠実かつコミュニケーションが上手そうな人物に写ればOKだと思います。
Y:やはり誠実さは大事ですよね。
Y:今お話いただいたような「証明写真から受ける印象」は合否に影響しますか?
A:どちらとも言えません。はっきりと影響するとは言えませんが、まったく影響しないということではありません。
面接は自分の言葉で答えられるように
Y:では、面接ではどんなところに注目していますか?
A:質問に対して自分の言葉で答えられるかに注目しています。また、言葉遣いなどに話していて不快になる部分はないかを重視します。
相手の目を見て話せない、極端に声が小さい人には、少しコミュニケーション能力に疑問を感じてしまいます。
Y:相手の目を見てしっかりと自分の言葉で話すことを意識すると良いんですね。
Y:ESと面接で評価が上がる人と下がる人の差はどんなところですか?
A:独自の着眼点を持っていたり、自分の趣味へのこだわりなどを語ってくれたりすると学生さんのパーソナリティやポテンシャルがわかりやすいので好印象です。
ESと面接の内容が矛盾している人は印象が悪くなるかもしれません。
Y:ESの時点から自分の言葉で伝えるように意識すると、面接との矛盾を防げそうです。
A:そうですね。自分の意見に自信を持っていると、自分の言葉で伝えられると思います。
まとめ
今回は、映像業界で編集者として働くAさんにお話を伺いました!
文章にするときも直接話すときも、自分の言葉で伝えることが大切ということが分かりました。
最初は難しいかもしれませんが、自分の経験や思いを言葉にする練習をしてみましょう。
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