［就活インタビュー］十分な自己分析が良いESにつながる｜システムエンジニア Tさん

こんにちは、スタッフYです。
悩みながら時間をかけて書いたES（エントリーシート）がダメだった、面接準備は何をすれば良いのか分からず上手くいかなかった、など、就職活動の悩みは尽きませんよね。
人事・面接官担当の方がどのようなポイントに注目しているのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。

そんな皆さんの悩みを解決するため、19Studioでは、実際に就活生のESをジャッジしたり面接官を担当したりした経験をお持ちの方々にインタビューを行いました。

今回は、IT業界でシステムエンジニアとして働くTさんにインタビュー。

Tさんのキャリア

ガクチカでは”どう頑張ったか”を知りたい

Y：本日はよろしくお願いします。まずはエントリーシートに関することからお伺いしていきます。
ESをチェックする時、どのような点を重視していますか？

T：部活動などでの実績・周囲との関係性を重視しています。個人プレー派 か チームプレー派 か はその人の仕事の仕方にも関わるのでよく見ています。どちらが良いということはありません。

Y：なるほど。周囲との関係性をどう築くか知ることで入社後の具体的なイメージが沸きますね。

T：そうですね。仕事をする＝人と関わることなので、社内のメンバーとのバランスも見ています。

Y：では、どんな自己PRだと印象に残りますか？

T：学生さんの人となりがわかるようなエピソードを踏まえた自己PRだと印象に残ります。

Y：スキルをアピールしがちですが、人となりを伝えることも大事ということですね。

Y：志望動機ではどんな点を重視していますか？

T：本人が望む仕事環境と実際の環境が一致しているか、また、一致していなくても大きく違わないかを重視します。入社してからのミスマッチを防ぐのが主な目的です。

Y：”ガクチカ”（学生時代に力を入れた事）を聞く理由は何ですか？

T：社会人になるにあたっての基礎や忍耐力、努力しようとする姿勢などがわかるからです。『どう頑張ったか』という部分が知れるとうれしいですね。

Y：結果やエピソードの派手さよりもプロセスを重視しているんですね。

T：そうですね。仕事で結果を出すまでの過程を想像できるので、プロセスを重視しています。

Y：良いESに共通していることは何ですか？

T：自己分析ができている人は自分の強み・弱みを理解していて良いESだなと思います。

Y：自己分析ができていると企業にも自分のことを正しく知ってもらえますし、お互いに良い効果が生まれますよね。

明るさと清潔感が証明写真のポイント

Y：では、次はエントリーシートに欠かせない証明写真について。
こんな髪型やメイク、姿勢、表情だと印象が良いというのはありますか？

T：目元がはっきり見える髪型・ナチュラルメイクが良いと思います。表情は笑顔の方が良いですね。全体的に清潔感がある雰囲気だと印象がよく見えます。明るさと清潔感がやはり大事です。

Y：明るさと清潔感。証明写真の基本ですね。

Y：証明写真から受ける印象は合否に影響しますか？

T：影響しないともするとも言えません。清潔感が全くないなど、あまりに印象が悪いと影響してしまうと思います。

面接は受け答えを意識

Y：面接ではどのような点を重視していますか？

T：受け答えがしっかりできるかを見ています。こちらの質問に対して、意図を理解して答えてくれる学生さんは評価が高いと思います。

Y：自分の言いたいことを意識しすぎたり緊張していたりして、聞かれていることに正しく答えられていないというパターンは意外とありますよね。

T：はい。面接も会話なので、そこを意識すると良いと思います。

Y：ESから面接で評価が上がる人と下がる人の差はどんなところですか？

T：評価が上がるのはハキハキと自分の意見を言ってくれる方ですね。反対に、評価が下がるのはESと実際に話した時の温度感に差が大きすぎる場合です。
面接では、ESからは分からない話し方の部分が重要になります。

まとめ

今回はシステムエンジニアとして働くTさんにお話を伺いました！
面接官の皆さんは学生一人ひとりの個性に注目し、人となりをよく見ようとしてくださっているんですね。

スキルや実績をアピールすることも効果的ですが、自分の性格や物事への取り組み方も伝えると良いようです。
就活生の皆さんはぜひ参考にしてみてください！

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