パスポート用の証明写真は服装に注意!
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渡航制限が緩和され、海外へ行く計画を立てる人が増えています。そんなとき、忘れてはいけないのがパスポート。
最近では、パスポート用の写真を撮りに来られる方も増えています。パスポート用写真には様々なルールがありますが、意外と見落としがちなのが服装に関するルール。せっかくの撮影だからとお気に入りの服を着ていたのに、実はNGな服装だった……なんてことも。
今回は、パスポート写真を撮る際の服装についてご紹介します。
※本記事は日本国籍の方が取得する日本のパスポートについての記事です。
目次
パスポート用写真、何を着て撮ればいい?
基本的には、パスポート用写真を撮影するときの服装は自由です。
スーツやブラウスなどで撮影しても良いですし、Tシャツなどの普段着で撮影しても問題ありません。パスポート用写真で写るのは鎖骨のあたりから上の部分なので、服は襟元が少し写る程度です。
ただし、パスポート用写真にはさまざまな細かい規定があります。服によっては規定を満たせなくなってしまうこともあるので、写真の規定をしっかり確認してから服装を選ぶようにしましょう。
服選びのコツ①背景になじまない色の服を選ぶ
パスポート写真を撮影する際は、背景と同化しない色の服を選ぶことが大切です。背景と同じ色の服装だと、パスポート用写真の条件を満たすことが難しくなります。
外務省領事局旅券課が出している「旅券(パスポート)用写真についてのお知らせ」でも、「頭・髪・服装等と背景の境界が不明瞭なもの」はNGとされています。
白い背景で写真を取ろうとしている場合は、白や淡い色の服を避けておくのが安心ですね。
また、金髪や白髪の方も、白い背景で撮影するときには注意が必要です。服の色と同じく、背景との境界が不明瞭になってしまうことがあるので、他の色の背景で撮影するのがおすすめです。
服選びのコツ②白い服で撮影する場合は水色の背景がおすすめ
パスポートは5年10年と長い期間使用するもの。長く残る写真はお気に入りの服で撮影したいという方もいらっしゃいますよね。どうしても白や淡い色の洋服で証明写真を撮りたいという場合は、背景を水色にすることをおすすめします。
水色は白とのコントラストがはっきりするので、白い服で撮影してもパスポート用写真の条件をクリアしやすくなりますよ。
しかし、紺や黒などの濃い色の背景で撮影するのはNG。あくまで「無地の淡い色」の範囲の中で背景色を選択するようにしましょう。
服選びのコツ③ハイネックやタートルネックなどは避ける
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ここまでは洋服の色について解説してきましたが、パスポート用写真を撮る際は服の形にも注意。
ハイネックやタートルネックは避けた方が良いでしょう。実は、これらの服装は顎のラインを隠したり首を覆ってしまうという理由でNGになる可能性が高いんです。パスポートの写真は顔を真正面から撮影するので、服の首元に高さがあると顎まで隠れてしまうこともあります。
ハイネックやタートルネックの他にも、フードが目立つ厚手のパーカーもやめておくと安心です。スカーフやバンダナ、マフラーなどを首に巻くのも避けておきましょう。
アクセサリーや前髪にも注意
パスポート用の写真は、本人確認を行うためのもの。そのため、顔のパーツや輪郭などがはっきりと写っていることが重要です。
アクセサリーで耳が隠れてしまっている写真や、髪が目にかかっていたり耳や輪郭を隠してしまったりしている写真は審査に落ちてしまう可能性があります。また、カラーコンタクトもNG。普段からカラーコンタクトを利用している方は、撮影前に外す必要があります。
撮影前に服装や髪型などのNGに気づいても、その場で直すのは難しいですよね。必ず撮影に行く前に写真の規定を確認し、服や髪型を決めるようにしましょう。
服装以外の注意点については、こちらの記事でも解説しています。
まとめ
今回はパスポート写真を撮影する際の服装について解説しました!
意外と気をつけたほうがいいことがたくさんありますよね。撮影に行く前にしっかりと規定をチェックしておくと安心です。
こうしたパスポート用証明写真におすすめなのが、就活や転職活動のときに撮影した証明写真。ジャケットは濃い色で背景とのコントラストもはっきりしていますし、顔や首もしっかりと見える状態になっています。
就職活動・転職活動中で証明写真を撮る機会のあった方は、パスポート用に流用してもよいですね。履歴書用のサイズとパスポート用のサイズは異なるので、流用するときには調整が必要になります。撮影したスタジオによってはサイズ変更なども受け付けているので、一度問い合わせて見ると良いでしょう。19Studioでも複数サイズのご注文やサイズ変更を承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
こちらの記事では就活用に撮影した写真をパスポートに流用する際の注意点などをご紹介しています!是非参考にしてみてください。
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