ビザ用証明写真撮影の準備

ビザ申請に必要な証明写真の撮影をする際には、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

本記事では、ビザ用の証明写真を撮影するための準備と注意点について解説します。
ビザ用の証明写真の審査では、服装や写真のサイズなど細かなことが重要となります。本記事を読んでしっかり準備をしておきましょう。
海外留学や海外旅行でビザが必要な方はぜひ参考にしてください!

◆ビザの証明写真撮影の規定を理解する

ビザ申請用の証明写真を撮影する前に、証明写真に関する規定をしっかりと理解しておくことが大切です。申請する国や機関によって条件が異なる場合がありますので、写真を撮る前にガイドラインを確認しておきましょう。

一般的なガイドラインとしては、サングラスやゴーグルの着用不可、影ができたり明るすぎて白飛びしたりするのは不可、背景は無地などの項目があります。
また、国によっては、白い背景で撮影しなければならない場合も。

規定に合わない写真を撮影してしまうことを避けるためにも、撮影前にしっかりと規定をチェックしましょう。

◆撮影用の服装を準備する

証明写真を撮るときは、適切な服装をすることが大切です。最初にチェックした規定に合う服装を準備しましょう。

宗教上の理由以外では、帽子や頭巾をかぶらないようにし、顎のラインが見えるようにします。また、背景色と同化しない色を選ぶとよいですよ。

白い背景で撮影する場合、白や淡い色の服だと背景と体の境目が分かりづらくなり、審査を通過しない場合があります。

◆証明写真撮影時の注意点

証明写真を撮影する際には、写真スタジオで撮影するのがおすすめ。

顔に髪の毛がかかっていたり、カメラに対して斜めに座ってしまっていたりなど、自分では気づけないポイントに気づいてアドバイスしてもらうことができます。不安を取り除きながら撮影してもらえるのは安心ですよね。

カメラを前にしたら、まっすぐレンズを見て、自然な表情を心がけましょう。

国の規定によっては笑顔はNGという場合もありますので、真顔では印象が悪くて嫌だなと感じる方は、ほんの少し口角を上げる程度に留めておくと安心です。

◆ビザが必要な人気の観光地・留学先

日本のパスポートはビザがなくても入国できる国が多いことで有名ですが、もちろんビザが必要な場合もあります。

日本人観光客が比較的多く、ビザが必要になる国の一例です。
リンク先から規定が確認できますので、行かれる予定がある方はチェックしてみてください。

留学の場合

留学の場合は基本的にビザが必要です。期間や滞在時に通う学校によって必要な種類が異なる国もありますので、準備の際は十分調べておきましょう。

また、短期留学の場合はノービザまたは観光ビザで語学学校に通えることもありますよ。

◆オンライン申請や電子渡航認証システムも

オンラインで申請できるビザや、短期滞在向けでビザよりも自由度が低くなる「電子渡航認証システム」などもあります。

アメリカ:ESTA

カナダ:eTA

ニュージーランド:NZeTA

韓国:K-ETA

こうした電子渡航認証システムでも、ビザ同様に証明写真が必要になります。規定を調べて準備するのをお忘れなく。

ビザ申請用の証明写真を撮るのは大変な作業ですが、申請する国や機関が提供するガイドラインに従うことで、確実に受理される写真を準備できます。

規定を理解し、服装を整え、ここでご紹介したポイントに注意して撮影するようにしましょう。

スムーズにビザを取得して、充実した留学や旅行のスタートを迎えましょう!

スタッフY
スタッフY
IT、マスコミ、広告業界を中心に就職活動を経験。
現在は19StudioのスタッフとIT企業の社員を兼務しています。