【2025年度最新版】パスポート写真で審査落ちしないために|よくあるNG例と通過のコツ

楽しい海外旅行が「写真の規定ミス」で台無しに――
そんな事態が少なくないという事実をご存じですか?
実は、顔の加工や、細かな規定事項の見落としが原因で申請がはじかれてしまうケースも。
この記事では、よくある日本の“パスポート写真トラブル”とその対策について、プロの目線からわかりやすくお伝えします!

トラブル①:過度な加工で“別人”とみなされる

パスポート写真は、身分を証明するために「あなたの顔」をきちんと写し出す必要があります。
目や輪郭を編集で変えてしまうと、本人確認のタイミングで“別人”と判断されてしまうおそれも。

事例
スマホアプリで目を大きく、輪郭をシャープに加工した写真を使用した結果、審査で「本人と確認できない」と判断され、申請差し戻し。
旅行までの日数が足りず、予定を延期することに。

パスポートは国際的な本人確認書類。
過度な加工は個人識別に支障が出るため、自然な明るさの調整程度にとどめることが重要です。

トラブル②:背景の色・影による不備

外務省の規定では、背景は白色が推奨されています。
しかし撮影環境によっては、背景に影が出たり、色味がグレーやベージュ寄りになってしまうことがあります。
これらは不適切と判断され、再提出を求められることがあります。

事例
写真館ではなくスピード写真機で撮影したところ、背景にうっすらと影が入り、規定外とされ再申請になった。

背景は影が写っていない「完全な白色」であることを確認しましょう。
白壁や布を使う場合も、色味がアイボリーやグレーに見えないか要注意です。

しかし、白背景+白い服により、輪郭が不明瞭になっている写真はNGとされています。
背景と人物のコントラストがハッキリしているか、忘れず確認しましょう。

トラブル③:ほんの少しかかった髪の毛が命取りに

髪が顔にかかるのもNGです。
特に前髪が目に触れると「顔の一部が確認できない」と判断され、再提出を求められるケースがあります。

事例:長めの前髪が数本目にかかっていたため不備となり、再提出を求められた。
出発直前だったため再申請に間に合わず、渡航を断念することに。

たった1本出た前髪でも審査に影響する可能性があります。
髪は耳にかける、ピンでとめる、結ぶなどで顔を出すのが鉄則です!

トラブル④:アクセサリー等で顔周りが隠れてしまった

大ぶりのイヤリングやヘアバンドで耳が隠れてしまう、つけまつげやまつエクで目元に影ができる――
これらは審査で不備とされる原因になります。

事例:大ぶりのピアスを着用して撮影したため耳が隠れてしまい、「顔の輪郭が確認できない」として不備扱いに。再撮影を余儀なくされ、申請が遅れてしまった。

パスポート写真は「顔まわりがはっきり確認できること」が条件です。
頭部や顔のパーツ、輪郭が隠れるおそれのあるものは着用を避けましょう!

トラブル⑤:オンライン申請のデータ規格ミス

2025年3月24日以降、パスポートのオンライン申請が可能になりましたね。
しかしオンライン申請では、ファイル容量・ファイル形式・写真の縦横比などに細かなルールがあります。

事例
旅行代理店経由で申請したが、送付された写真データの容量が規定より大きく、アップロードできず再提出を求められた。
結果、発行が数日遅延してしまった。

オンライン申請では「730×600ピクセル以上」「ファイル形式はjpg(国内申請の場合)」などの規定が細かく設定されています。

パスポートのオンライン申請についての記事はこちらから!
【2025年最新】パスポートオンライン申請完全ガイド|手続きの流れ・必要書類・証明写真のポイント

よくある質問Q&A|申請前に確認しておきたいポイント

パスポート写真に関して、申請直前に迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
小さな疑問が思わぬ差し戻しにつながることもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

Q1:メガネをかけたまま撮影しても大丈夫?

A:基本的にメガネを外すことを推奨します。
着用する場合は、色付きのレンズや反射・影があるものはNGです!
フレームが太く、目を妨げる可能性のあるものは避けましょう。

Q2:カラーコンタクトは使用できる?

A:カラーコンタクトはNGです。
瞳の大きさや色が変わってしまうと本人確認に支障が出ます。
一般的には、医療用の透明コンタクトレンズのみ使用可能です。

Q3:子どものパスポート写真はどう撮ればいい?

A:子どもも大人と同じ規定が適用されます。
表情は自然で、目や輪郭がはっきり確認できることが必須条件です。
赤ちゃんの場合は抱っこせず、白や淡い色の布を敷いた上に寝かせて撮影すると規定を満たしやすくなります。


このような細かな疑問を解消しておくことで、申請の差し戻しリスクを大幅に減らすことができます。

スタジオで撮影がおすすめ

「この写真、規定に合っているかな?」「前髪が目にかかってないか不安…」「服装や背景、これで大丈夫?」
パスポート申請用の写真を撮ったあと、そんな不安を感じたことはありませんか?

新宿にある19Studioでは、外務省が定めるパスポート写真規定に準拠した1枚を撮影します。

髪の毛の乱れや服装のシワを整える自然なレタッチ、背景と服の色のコントラスト調整などを施し、審査にも安心な1枚をお届けします。
また、納得いくまで撮り直しOK撮影データ即日納品など、急な申請や旅行準備にも対応しています。

19Studioで、不備による審査落ちのリスクを減らし、スムーズに旅行へ行ける1枚を残してみませんか?

まとめ:安心して旅立つために、パスポート写真を見直そう

パスポート写真は“ただの証明写真”ではなく、あなたの旅の出発切符。
小さな不備で旅行が中止になってしまった…なんてことにならないよう、今一度規定を満たしているかしっかり見直しましょう。
安心して笑顔で旅立てるよう、19Studioは全力でサポートいたします!

スタッフO
スタッフO
大学では地域のイベント運営などを通し企画デザインを経験。
「企画力を活かし、自身のアイデアを形にできる仕事がしたい」と考え、就活をしていました。