【パスポートと何が違う?】公用旅券用の証明写真について徹底解説!

公用旅券用の証明写真ってどんなもの?

公用旅券(オフィシャルパスポート)は、政府や公的機関が職務で海外に行く人に発行する特別なパスポートです。この公用旅券を作るときに必要な証明写真は、一般のパスポート用のものと似ていますが、いくつか違いがあります。

ここでは、公用旅券用の証明写真のルールや、普通のパスポート写真との違いについて分かりやすく解説していきます。これから公用旅券の写真を撮る方は必見です!

そもそも公用旅券って?

公用旅券は、公務員や政府の派遣で海外に行く人向けの特別なパスポートです。一般のパスポート(一般旅券)とは違い、旅行や私的な目的では使えません。

当然ながら公的な書類としての信用性が求められるため、証明写真にも細かなルールがあるんです!

公用旅券の証明写真のルール

(1)サイズと規格
  • 一般のパスポートと同じ 縦45mm × 横35mm
  • 写真の角が丸いものはNG。
(2)顔の大きさ
  • 頭頂からあごまでの長さは 32mm~36mm に収めること。
  • 写真の真ん中に顔を配置。
  • 正面を向いて、左右対称に!
3)背景
  • 水色による無地のみ(グラデーションもNG)。
  • 影が映らないようにする。
  • 背景に模様やグラデーションが入っているとNG。
(4)表情と姿勢
  • 口を閉じて、自然な表情 で撮る。
  • 笑顔や口を開けた状態はNG。
  • 目はカメラに対して まっすぐ向いていること
  • メガネをかける場合は、反射を避けて目がはっきり見えるように。
5)服装
  • スーツ着用(男性はネクタイ・ジャケット必須)。
  • 顔の輪郭がわかりにくいタートルネックなどは避けるべき(宗教上の理由で頭を覆う場合は、顔の輪郭がはっきり見えるように)。
6)メイク
  • つけまつげ、まつげエクステ、カラーコンタクトレンズ等による華美な化粧はNG!
  • 口紅、リップグロス、リップクリーム等で唇が光らないようにする。
  • ラメ入りの化粧品は控える。
7)写真の品質
  • 鮮明でピントが合っていること。
  • 影や光の反射がないこと。
  • 印刷した場合、傷や汚れがないこと。
  • ノイズ(画像の乱れ)、ジャギー(階段状のギザギザ模様)、走査線(印刷時の縞模様)、
    印刷時のドット(網状の点)やインクのにじみがあるものはNG。
(8)撮影時期

必ず6ヶ月以内に撮影した写真を申請してください!

普通のパスポート写真と何が違う?

基本的には似ているけど、公用旅券ならではの厳しめのルールがあるんです。

項目一般旅券公用旅券
背景白または薄い色水色による無地のみ(グラデーション不可)
服装自由スーツ着用(男性はネクタイ・ジャケット必須)
表情自然な表情より厳格に自然な表情が求められる
用途個人の旅行公務のみ!

公用旅券は公的なものなので、証明写真のルールも一般旅券より厳しめに設定されています。

こんな写真はNG!

申請が通らない原因になりがちなポイントをチェックしておきましょう。

  1. 顔が傾いている → 正面を向こう!
  2. 表情が緩すぎる笑顔や口を開けるのはNG。平常の顔と著しく異ならないように!
  3. 背景に影がある → 背景は完全に無地が理想。
  4. 服装が不適切派手なデザインの服は避ける
  5. 眼鏡の反射やフレームが目にかかる → 可能な限り眼鏡は外して撮る
  6. 顔にかかった前髪1本でも目に掛からないように!分けるなり短く切るなりしましょう。
  7. 髪で顔や輪郭が隠れてしまう → 髪が肩にかかる場合は髪を結ぶ等する
  8. 画質が悪い → 鮮明で高解像度のものを使おう。
  9. 宝飾品を身につけている → 外すのが無難。輪郭が隠れてしまうようなイヤリングはNG

申請時のチェックポイント

  • 公用旅券は 特定の職務でしか使えません。写真の規格も厳しくチェックされます。
  • 写真に傷や汚れ、ホコリがつかないようにする(クリップ留めをしない)。
  • 写真裏面に隊次、派遣国名、氏名を記入する(※写真表面に字の跡がつかないよう筆圧に注意!)。
  • 公用旅券用の写真は規格が厳しいため、写真館で撮影するのが確実(スピード写真による撮影等、規格外の写真の場合は、撮り直しをお願いすることもあります)!
  • 規格に合わないと申請が却下されることもあるため、しっかり確認しましょう。

【写真館 vs. スピード写真】どこで撮るべき?

公用旅券は規格が厳しいため、写真館でプロに撮影してもらうのがおすすめ!

写真館で撮るメリット

1.高品質でキレイな仕上がり

顔がはっきり、適正サイズで撮影してもらえます。

2.規格に完全対応

プロが撮影するため、安心です。細かい規格にも手作業で調整して合わせる事が可能です。

3.撮り直しOK

ボックスだと2,3回までしか撮り直せなかったり、撮り直しが一切できない場合も…!

4.データでもらえる

オンライン申請用に便利です。

パスポート用写真を新宿で撮るなら19Studioがおすすめ!

古い機種だと照明が弱くて顔が暗く写ったりデータでの受け取りができなかったりと、証明写真機は機種によって性能がかなり変わります。安定して高品質の証明写真がほしいという方は、スタジオで撮影するのがおすすめ。
19Studioなら当日予約も可能なので、急ぎで証明写真が必要だという方にもおすすめです。

まとめ:公用旅券用の証明写真について

公用旅券の証明写真は、普通のパスポート写真よりも厳格なルールがあります。特に背景、服装、表情に注意が必要です。申請がスムーズに通るように、事前にしっかりチェックしておきましょう。

パスポートは重要な書類なので、細かいルールがあるのも納得。
しっかり基準を守って、スムーズに公用旅券を取得しましょう!

スタッフO
スタッフO
大学では地域のイベント運営などを通し企画デザインを経験。
「企画力を活かし、自身のアイデアを形にできる仕事がしたい」と考え、就活をしていました。